Click HERE for more details インド映画(主に南インドのタミル、テルグ映画)の撮影を日本に誘致しています。 2013年4月に弊社がタミル映画の「Theeya Velai Seiyyanum Kumaru」を富山県に誘致(タミル映画としては28年ぶり)していらい、現在は南インドの映画が日本に撮影に来るのがブームとなっています。 弊社では各自治体と協力し、映画撮影の誘致、インドでのプロモーション、最終的にはインド人観光客の日本への誘致などを支援させていただきたいと考えています。 これはいわゆるフィルムツーリズム、シネマツーリズムというもので、今どきは聖地巡礼などとも言ったりしています。インド映画での実績はトルコやスペインへの観光客が増えたというのが有名な話です。 蛇足ですが、日本の場合は、その距離が遠いこと、言葉、情報が少ないなどの問題が多く、映画をやったからといって観光客が気軽に来れるわけではないのです。アイデアはあるのですが、現時点では弊社は旅行代理店業務を行っていないので、当面はどちらかの旅行代理店様と協業したいと考えています。 また弊社の特徴としては、撮影の際には弊社経営のレストラン及びインドコミュニティで友好関係にあるインドレストランの協力を得てコックを帯同させ、現地でキッチン設備を借りるなどしてインド食を撮影隊に提供することにあります。もちろんベジタリアンにも対応しますので、撮影隊には大変喜ばれます。 【はじまり】 2012年に前の駐日インド大使ディーパ・ゴパラン・ワドワ氏が富山県の石井知事にお会いになったときに、石井知事からワドワ大使に、「富山県は日本の中でも美しい観光名所なので、多くのインドの人々に訪れてほしい」と述べられたところ、大使から「インド映画の撮影を誘致したらどうか。インド人を招くには非常に有効な方法である」とアドバイスをされたそうです。 それをうけて即座に知事より観光課に「インド映画を誘致すべし」と指示がなされ、富山県観光課がインド大使館に問い合わせたところ、弊社を紹介いただき、2013年2月には観光課の次長様と担当の方が弊社を訪問されました。 その際に上記の説明をうけ、そういうことならばぜひ協力させていただきたいと思い、インド映画の誘致に携わることとしました。 【インド映画について】 ここでインド映画について少し触れておきます。 インドは広大な領土を持つ国で、言語も多岐にわたります。公用語としてはヒンディー語、英語ですが、そのほかにもタミル語やテルグ語など、優に20を超える地方の公用語があるといいます。 よくハリウッドになぞらえてXXウッドという言葉を耳にしますが、インドではボリウッド、トリウッド、コリウッドの3つが有名です。ボリウッドはボンベイ(現在のムンバイ)で制作されるヒンディー語の映画、トリウッドはハイデラバードで制作されるテルグ語の映画、コリウッドはチェンナイで制作されるタミル語の映画を指します。 日本人の方はインド映画をひっくるめてボリウッドといわれる方も多く、私どももお話しするときには「どちらのことなんだろう」と思いながら、時には細かく説明をしたり、時には流したりしています。 インド映画といえば、ごく最近まではなんといっても「ムトゥ 踊るマハラジャ」(日本公開1998年)が、近年では数年前にアカデミー作品賞を受賞した「スラムドッグ・ミリオネヤ」や、最近公開された「ロボット」などが有名なのではないでしょうか。 ちなみに「踊るマハラジャ」と「ロボット」は、両作品ともインドのスーパースターであるラジニカーントが主演しています。 「踊るマハラジャ」はコリウッド作品であり、ラジニカーントも主演女優のミーナもチェンナイ在住です。 またもっと過去には「LOVE IN TOKYO」(1966)という作品が東京ロケで制作されています。こちらはインドでは日本ロケをした作品としては結構有名です。 2013年3月 タミル映画の大物プロデューサーのP.Vasu氏を富山県のロケハンにご案内しました。 2013年4月 Sundar.C 監督の「Theeya Velai Seiyyanum Kumaru」を富山県に誘致しました。 撮影開始時には県庁に県知事を表敬訪問し、撮影の現場にもお来しいただきました。 詳細はこちら 2013年9月 タミル映画「Aaaah」の撮影を東京都内で実施しました。 世界各国のホラーをオムニバスで構成した作品ですが、その日本のパートを全編東京で撮影しました。 日本の俳優さん、女優さんなどにも出演していただきました。 日本のパートは病院に出る幽霊のはなしで、病院のシーンが多いのですが、鉄道の中や銀座の街並みも出てきます。 主演:シンブ、ハンシカ・モトワニ この作品は2時間作品の90%以上を日本のシーンが占める予定で、10月10日より撮影開始となっていましたが、直前に出演者の都合で中止になりました。 日本人俳優も超大物の起用が決定しており、かなり期待される作品でしたが残念でした。 2014年10月 タミル映画「Jumbulingam 3D」を誘致しました。 日印合同制作でインド映画でありながらその90%以上を日本で撮影しました。 日本での撮影日数はのべ40日間で、富山県⇒首都圏⇒富山県と移動しました。 日本の俳優さん、女優さんなどにも出演していただき、また多くのエキストラの方にも協力していただきました。 主な撮影地 ・東京都内 ・横浜みなとみらい ・神奈川県箱根地区 ・静岡県内 ・富山県内 詳細はこちら 2014年10月 主役男優は音楽界の若きスーパースターG. V. Prakash、女優も人気若手女優のSri. Divyaでした。 このときは先に撮影に入っていた「Jumbulingam 3D」と時期が重なり、同時に2つのインド映画が富山県で撮影しているという珍しい事態になりました。 また「Jumbulingam 3D」と「Pencil」はプロデュースも監督も全く関係がないにも関わらず、インドでの公開も同じ週に始まるという、なんとも数奇な運命の作品でした。 主な撮影地 ・富山市内 ・石川県金沢市内 ・東京都内 2017年3月14日 ボリウッドの有名映画監督Madhur Bhandarkar氏とともにインド大使館に大使を表敬訪問しました。 氏はインドでも有数の旅行代理店のオーナーでもあり、日本への観光誘致などへの影響も期待できそうです。 2017年4月 タミル映画の監督Venkat_Prabhu氏が東京を中心にロケハンを行いました。 監督は日印協同制作など、観光協力や日印友好関係への貢献に非常に意欲があり、次回作ではなんとか日本ロケができるように願っていると熱心に語っていました。 その他日本での撮影支援多数 その他 Media |
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